世界の競馬が賭けの対象?!ブックメーカーとは?
2014年の、『凱旋門賞』
そのオッズが3月11日に早くも発表され、話題となりました。
なんと日本の3歳牝馬、『ハープスター』 が、21倍で3番人気。
オルフェーヴルが2年連続の2着という成績を残していることもあってか、
近年の日本馬に対する注目度は、ますます上昇傾向にあるようです。
ところで、「半年以上前にオッズの発表?」 と思われた方。
そうなんです、これは競馬の主催者側が発表したオッズではありません。
『ブックメーカー』 と呼ばれる、
外部の、”賭け事屋” が発表したオッズなのです。
イギリスやドバイの競馬には、公式にギャンブル制度は存在しません。
ですが、こうした外部の、ブックメーカーが、競馬の賭けを行っており、
私たち観客が競馬に投資できる環境があります。
もちろん、凱旋門賞のオッズがあるということは、
フランスの競馬も、ブックメーカーによる賭けの対象となっています。
こうした大きなイベントなどのオッズがかなり早い段階で発表されるのは、
ブックメーカーが早期にベットを開始しているからなんですね。
(ただし、ウィリアムヒルというブックメーカーに限っての話ではありますが...)
世界的に、「どの馬がどのくらい評価されているか?」
ということをチェックしたければ、ブックメーカーのオッズを確認してみるのも、
1つの手かも知れません
ちなみに日本には、『ブックメーカー的な組織』 はありませんし、
JRAでは海外競馬の取り扱いはございませんので、
もし日本馬出走の海外競馬に賭けたい場合は、
ブックメーカーを利用することとなります。
(日本語対応のブックメーカーでは、2013年はウィリアムヒルのみの扱いでした)
ご存知の通り、日本では認可された団体以外では、
ギャンブルを行うことが禁止されているからです。
ブックメーカーの有無に関わらず、”賭け事はほどほどに” が、大事ですね。